ブリーダーになるには

ペットは家族に癒しを与えてくれる存在です。人間が悲しいことやつらいことがあっても、常にそばにいて癒しを与えてくれる存在です。
ペットを飼われている方なら、一度はペットショップに訪れたことがあるかと思います。ペットショップで売買されている動物のほとんどはブリーダーというペットの繁殖を手がけている人たちが流通元になっています。ブリーダーでは繁殖のほかにも基本的なしつけも行っており、ペットショップ以外に直接ペットを飼いたいと思っている人に譲り渡すこともあります。
日本ではブリーダーの育成によるペットも多いのですが、欧米などでは「バックヤードブリーダー」と言って一般家庭で少数のペットを繁殖・飼育して直接顧客に譲り渡す方が主流のようです。

白髪染め

動物好きの方なら、一度はブリーダーという職業に興味を持つことと思いますが、単に動物を飼うこととブリーダーになることとは決定的に違う点があります。それは飼育にかかる手間です。
つがいで同じ種類の犬・猫を飼うだけならまだしも、子犬や子猫は専用のミルクが必要ですし、トイレのしつけや遊び相手まで努めるとなると相当の手間がかかります。
それに不況の昨今ではせっかく育てたペットに貰い手が現れるとは限りませんから、ペットが生涯を全うするまで責任を持つ覚悟も必要です。
脅すわけではありませんが、ブリーダーをはじめる前に設備や遊び道具やエサの準備のほかにも、先のことを考えた決意と覚悟が必要となるでしょう。

ブリーダーに必要なもの

ブリーダーに必要なものは設備やエサ、それから生まれた動物を健康に育て、万が一貰い手が付かないときは一生面倒を見る決意が必要です。
決意はそれぞれの人がすることですからここでは具体的には語れませんが、ブリーダーとしてそろえておくべき設備は説明できます。
まず自分がブリーダーとして育ててみたい犬種や猫種について調べてみましょう。一口に犬・猫と言っても種類によって性格が違います。犬であれば小型犬と大型犬で必要なものが違います。
大きい犬なら全力で駆け回れる広場や河川敷が必要になるでしょう。
猫であれば、ほとんど室内での飼育がメインになるかと思いますが、猫も日の光に当てないと「クル病」などの骨の発達障害を招いてしまいます。そのため日当たりのいい大きな窓などがあればベストと言えるでしょう。

動物も人間と同じで、よく遊ぶことが必要です。最近人気が出てきた「ボルゾイ」という犬種は大型に入る部類で、スマートな体躯が人気となっています。
走るのがとても速く、全力で走ると40キロもの速度が出ます。このため犬の中ではもっとも広い空間が必要となる犬種と言えるでしょう。
猫ならトイレなどの基本的なしつけのほかはほったらかしでいいと思われるかもしれませんが、猫は好奇心の塊です。小さいときからよく遊んでやることで、健康的な肉体と人なつっこい性格を育むことができるでしょう。
犬や猫には種類によって適切な飼育方法が必要です。繁殖を始める前にこうした性格の違いを把握し。よりよくペットを育てる準備が必要と言えるでしょう。

ブリーダーとペットを飼いたい人の交流の場

ペットとの出会いの場は人によって異なると思います。ペットショップで気に入ったペットを探すと言う人もいるでしょうし、知り合いから譲ってもらう人や、近所にいる野良の子猫をついつい拾ってしまう人もいることでしょう。
バックヤードブリーダーの人たちの間ではペットに関する情報交換が昔から盛んですが、インターネットに交流の場が移ったことで、情報の量や交流の場も増えつつあります。
犬のブリーダーの大きな交流の場であった「ジャパンケネルクラブ」もインターネットにホームページを開設して、多くの人に情報を提供する場所になっています。ジャパンケネルクラブでは血統証明書の交付や犬種標準の改正も行っているため、犬のブリーダーを目指すなら必ずチェックしておきたいページです。
猫の場合には「愛猫協会日本支部」という団体があり、ブリーダーのリストを作成したり交配の定義を公開したりしています。

このほかにもブリーダー同士の草の根ネットワークや、里親募集などのホームページがありますので、利用してみてください。
実際ブリーダーとなった人の声を聞くと、「商売として採算が取れない」と聞きます。
会社経営を行っている大きなブリーダーならともかく、やはり個人では限界があるのでしょう。
それでもブリーダーを続けていくには命に対する責任感や、本当に動物を好きであるという心が無ければ勤まらないのかもしれません。さらに譲り渡したあとにも動物に幸せになってもらえるよう、いい買い手を捜すこともブリーダーの務めといえるでしょう。